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宮島起業講座 −3− 物件②

宮島でパン屋を始めた頃は

宮島ゆかりにこだわって

形とかネーミングとか

しゃもじの端材を燃料にするとか

そっちばっかりで

使いにくいしゃもじを無理矢理使って

羽釜からベーグルをすくっては

地べたに落っことすを

繰り返していたものです

 

 

でもこの夏に東京出張した際

パン学校の先生が発酵種を分けてくれたのをきっかけに

生地づくりの奥深さに

遅まきながら開眼し

掛け継ぐ時に使う小麦粉やライ麦粉の種類で

発酵種の性質ががらっと変わってしまうことに

子供のようにいちいち興奮しています

 

 

これはヴィエノワというパンで

小麦粉発酵種を使い

生地の水分を牛乳だけで仕込みます

 

 

練乳クリームをサンドしています

 

 

 

 

深く考えずに

発酵種の掛け継ぎをしていたら

種もパンもダレ気味だったんですけど

先生に相談してみたところ

酵素無しの小麦粉にするよう

アドバイスをもらい

試してみたらすぐに良くなりました

 

 

だからパン屋はやめられない

 

 

それでは昨日の続きの話を

 

 

ところでそもそも

空き家や空き店舗情報をどうやって収集するか

 

 

これには

・現地を歩いてメモする

・島外の不動産屋(昨日と重複しますが)

・役所(廿日市市役所やその宮島支所)に問い合わせる

・宮島の人に尋ねる(笑)

というのがあります

 

 

たまに地銀の方から

「次のお店を出されませんか」と

打診されることもあるので

見ず知らずの人に教えてくれるかどうかはともかく

そういうルートもなきにしもあらずです

 

 

ちなみにボクは全部やりました

 

 

歩いている島の人に片っ端から声をかけ

どんなことに困っているかを尋ね

それと同時に

物件情報も教えてもらいました

 

 

旅館でしょ

学校でしょ

お店でしょ

人の家でしょ

公民館でしょ

観光協会でしょ

商工会議でしょ

寺社でしょ

ありとあらゆるところに

出没しました

 

 

でも平日の昼間っから

どこの誰だかわかんない

おじさんに声をかけられても

気味悪いだけで

なかなか話を聞きだすことができませんでした

 

 

3か月くらいしてようやく気付いたことが

行政の方と一緒にいると良いことです

 

 

ボクにはない安心感や信用を

間接的にいただくことができたおかげで

急速にたくさんの人たちと会って

話をする機会が増えました

 

 

もちろん公民館などで開催される

料理教室(写真は手打ちそば講座)や

様々なクラブ活動に参加して

顔を覚えてもらうことも続けました

 

 

 

 

そうしてやっと今の場所の大家さんに

たどり着きました

 

 

半年かかりました

 

 

その頃には島中で

変なおじさんが

なんかわかんないけど

宮島で役に立とうとしている

との噂が立っていて

二つ返事で貸してもらえることになりました

 

 

今思えば

家賃なんてボクが決めたようなもんです

 

 

でもまあ何と言うか

この方法は確かに時間がとてもかかります

 

 

それでもやって良かったことは

関わった人たちのほとんど全ての人が

今も変わらずお客様として

パン屋に来てくれていることです

 

 

閑散期や天候不順のときは

島内の人しか

パン屋には来てもらえないので

それがどれだけ有り難いことか

 

 

宮島は広島県だけでなく

日本の中でも勝ち組です

 

 

東京オリンピックに向けて

観光事業整備には国も県も予算を

しっかりと組んでいます

 

 

そんな宮島ですから

新規参入を狙う個人や企業は

大勢いると思います(ていうかいっぱいいる)

 

 

そこから1つ抜け出そうとすれば

それ相当に頭と体に汗をかかないと

待っていてはダメだと思います

 

 

ボクの方法が

現在もまるまる通用するとは思いませんが

アイデアをひねってアレンジすれば

きっと道が開けると信じています

 

 

続きはまた明日

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