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宮島起業講座 −17− 薪窯について

今日は薪窯について

お話をします

 

 

ボクが薪窯を宮島につくった理由は

木のまち廿日市というくらい

木工産業がとても盛んで

薪風呂やかまども生活の一部として残っており

少々の煙には寛容だったからです

 

 

あともう1つ

ボクがパン屋として素人だったのも

大きかったです

 

 

もしどこかのパン屋で修業していたら

温度はスイッチ1つでコントロールできて

煙や煤が出て近所迷惑をかけることもなく

焼き床3つも4つもあって生産性の良い

電気オーブンだけでパンを焼いていたと思います

 

 

薪窯はその真逆で

目的の時間に目的の温度にする

温度管理がとても大変だし

煙や煤で近所迷惑をかけるし

焼き床は1つしかなくて非生産的なので

きちんとしたパン屋さんで修業した人は

何が嬉しくて薪窯でパンを焼くのかと

たぶん思うはずなんです

 

 

でもやってみたら

意外とたくさんのパンが焼けて

驚きました

 

 

そしてさらに

宮島名産のしゃもじをつくるときにゴミとして出る

端材を燃料としてもらい受けたり

宮島で1200年燃え続ける消えずの火で

それらを燃やすことがストーリーになって

面白いとお客様が来て下さいます

 

 

薪窯から出る焼けた炭は

かまどに移してお湯を沸かして

ベーグル生地を湯がけますし

最後の最後にできてしまう灰は

お客様に持ち帰ってもらって

ゴミにならないどころか

山菜の灰汁抜きに利用されて

キレイな緑色の山菜や

その炊き込みご飯を

お礼としてプレゼントしてくれるんですから

世の中は本当にうまくでいています

 

 

まるで修業しない方が良い

みたいなことを

かっこつけて言っていますが

「パンの種類の引き出しがもうちょっと多かったら」とか

「発酵種の管理の仕方」とか

「理想的な接客」とか

そんなことをお店で修業しとけば良かったと

ほんとは未練たらたらなんです

 

 

だからプラマイ0より

人から親切にされたりする分

ほんのちょっとだけプラスって

ところなのかもしれません

 

 

ゼロからスタートしたからこそ

良かったこともあるし

ボクが経験できなかった

イチからスタートした人だからこそ

良かったことも

きっとあると思うんです

 

 

1つ言えることは

 

こういうことに気付くことが出来たのは

 

やっぱり宮島でやったからこそなんです

1つ言えることは

こういうことに気付くことが出来たのは

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