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そのひと口から始まる、お菓子との豊かな時間。
イギリス菓子の一番の魅力は、シンプルな外見からは想像のつかない、その風味の複雑さや華やかさだと思います。
英国ケーキは、いちごのショートケーキやモンブランなど、日本の定番ケーキに比べて、繊細なデコレーションのものは少ないですが、どれも紅茶のお供にぴったりです。
当店の英国ケーキはしっとり目に作っており、スポンジは本場と比べてパサパサしていないため、紅茶を水分補給として使わずに味わって美味しく召し上がれます。
イートインの際には、厳選して仕入れた熱々の紅茶も各種ご用意しておりますので、伝統ある英国ケーキと一緒に素敵な「ティータイム」をお過ごしください。
スティッキー・トフィー・プディング
紅茶を煮出したデーツを使用した、しっとり食感のスポンジ生地に、とろーり甘いトフィーソースをかけた英国パブで食事のシメに絶大な任期を誇るスイーツです。
温かいスポンジ生地とトフィーソースは、ひんやり冷たいアイスクリームとの相性は抜群です！
キャサリン妃もお好きなんですって♪
コーヒー＆ウォルナッツケーキ
イギリスのカフェで定番中の定番「コーヒー＆ウォルナッツケーキ」です。
コーヒー生地にクルミを混ぜて焼き、コーヒークリームを真ん中と上に塗って仕上げています。
くるみの食感が程よいアクセントになり、食べ応えも充分。
しっかり甘いのですが、コーヒーとクルミの苦みが効いているため、大きな一切れも最後まで美味しくいただけます。
レモンドリズルケーキ
小雨を降らせるように「しとしと」シロップを染み込ませる様が、「Drizzle(ドリズル)＝細雨が降る」という名の由来だそうです。
イギリスのティータイムに欠かせないクラッシックなケーキ。
甘酸っぱい味わいなので、これから暑くなる時期にはさらにオススメです。
たっぷりの瀬戸内レモンシロップを染み込ませて、上には瀬戸内レモン果汁で作ったアイシングをかけました。
間にはレモンカートを挟んでいます。
トフィーアップルケーキ
秋の祭り、焚き火と花火で祝う「ガイフォークスナイト」に並ぶケーキです。
フレッシュなリンゴとトフィーソースを重ね、生地にはバニラビーズを混ぜ込んだ、やさしい味わいです。
手作りのトフィーソースがリンゴの美味しさをぐっと引き立てますし、穏やかな風味の生地とリンゴの甘酸っぱさ、トフィーソースの甘さとほろ苦さのハーモニーが絶妙です。
キャロットケーキ
イギリスの人たちが愛してやまない「キャロットケーキ」です。
人参の優しい甘みに、サルタナレーズンの強い甘みがアクセントになっています。
ローストしたクルミの香ばしさや、お店で調合したオリジナルミックススパイスが予想以上に合間って美味しくできました。
仕上げに、クリームチーズとゴールデンシロップで作るクリームを乗せて風味を爽やかにしています。
ヴィクトリアケーキ
アフタヌーンティーの始まりとも言われる、イギリスの伝統的なケーキの１つです。
名前にサンドイ ッチとあるように、ジャムやバターを挟んでいるのが特徴です。
今回は、廿日市産の苺で作るジャムとシュガーバターを挟んで仕上げています。
いちじくのアップサイドダウンケーキ
アップサイドダウンケーキは、その視覚的な魅力とフルーツの風味で、イギリスの家庭料理として永く親しまれてきました。
特にヴィクトリア朝時代から20世紀にかけて、多くのバリエーションが生まれ、現代でもその人気は衰えていません。
今回は福岡県産のいちじくを使ったアップサイドダウンケーキです。
間にはいちじくのジャムをサンドし、グローブで風味付けしています。
スパイスの芳醇な広がりと旬のいちじくの甘さをお楽しみいただけたらと思います。
柑橘まどんなのベイクウェルタルト
イングランド北部、自然の美しいベイクウェルで１８２０年代に誕生したとされるお菓子です。
柑橘のまどんなを煮詰めて作った果肉たっぷりの自家製ジャムをタルト生地の内側に敷きつめて、丁寧に焼き上げました。
フランジパータ生地に甘酸っぱいまどんなと相性の合うレモンピールで爽やかさを香り付けしています。