直 野村
スコーンづくりのコツ 混ぜ方
お店でスコーンを作るときは一度に大量に作ります。
だからミキサーを使って材料を一気に混ぜ合わせます。
家庭で作るときと差はありますが、共通していることはそのままスコーンづくりのコツになるので、あらためて紹介しますね。
粉類、たとえば強力粉と薄力粉をブレンドして使うとか、ベーキングパウダーを使うとか、そういったときにはバターを加える前に混ぜ合わせておいた方がムラができにくくなります。
ベーキングパウダーが行きわたらない箇所があると、そこだけ膨らまずにギシギシとした食感になったりするので注意が必要です。
砂糖類はバターを混ぜ合わせた後で加えた方が、生地がダレにくくなって、焼き上がりがしゃんとする傾向にあります。
食べたら美味しいから気にしないという方は、粉類と一緒に混ぜてもいいと思います。

バターは冷たいまま粉類と混ぜた方がいいです。
溶け出しているほど柔らかいと、経験上、生地がダレて焼き上がりにボリュームが出ないのと、焦げやすくなります。
バターは冷たいまま細かく刻むか、薄くスライスして粉類とざっくり混ぜ合わせると良いです。
少量だったらフードプロセッサーがいいみたいですね。
手だったら、最初はカードで切るように混ぜて、最後は手のひらをすりつぶすようにすると混ぜすぎず、混ざらなさすぎずのいい状態に仕上がります。
ここまで丁寧に混ぜられたら、だいたいうまくいきます。
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