直 野村
スコーンの保存方法
若いご夫婦がテラスでの食事を終えられた時、店内に通じる引き戸を開けて「ご馳走様でした!」と言って、テラスから駐車場へ向かわれました。
食器の返却スペースはテラスに設けてあるので、店内にいる僕らに声をかける必要なく帰ることができます。
それなのにわざわざそうしてくれたことに感動。
この仕事を続けてきてよかったなあ、とあらためて思いました。

スコーンを試作していて、食べきれないものは冷凍しています。
自家消費用なので、脱酸素剤なんてたいそうなものは入れず、ビニール袋にポンと入れて冷凍庫に収納するだけです。
それでも1か月経っても食感も風味もそんなに変わりません。
だからすぐに召し上がらないお客さまにもそう伝えています。
販売用には脱酸素剤を入れて、ガスバリアに対応した包装資材で個別に包装しています。
贈り物とか、オンラインショップでの購入が増えてきていて、それに対応するためです。
届いた日に5つも6つも、試作中のスコーン職人じゃないと思うので、召し上がることはないですよね。
食品って水分を多く含んでいるものほど、冷凍時や解凍時に品質が劣化しやすいです。
パンの水分は多いような少ないような微妙なところですが、冷凍庫に長い間入れておくと、水分が徐々に抜けて硬くなります。
ラップでぐるぐる巻きに密閉すればいいんでしょうけど大変です。
スコーンはもともと水分が少ないですし、個別に包装してあればなおさら傷みにくいと考えています。
お召し上がりの際には、予熱したトースターに、アルミ箔(焦げ防止)をかぶせたスコーンを食パンを焼く感じで温めるといいです。
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