直 野村
スコーンの型
最近、お店から坂道を下って1分のところにある「ゆめタウン廿日市店」さんにスコーンを卸させてもらっています。
地元のお店との取り組みを積極的に行なっていく会社方針の一環なんだそうですが、お取引が始まる前からバイヤーさんが渾身的にサポートしてくれて、感動しています。
POPやプライスカードの作成から、什器の新設まで、どっちがお客さんなんだろうと思ってしまいました。
LINE友だちに送った売り場の写真なんて、バイヤーがわざわざ撮影してメールしてくれましたから。
近くて遠い巨大なお店が、身近になった瞬間でした。

今日現在、焼いているスコーンの種類は25になりました。
毎週、月曜日に家族会議でアイデアを出し合って試作する内容を詰めていき、自分達だったら買うかどうかで判断してきた結果、この種類になっています。
フレーバーとかトッピングとか、いろいろ試行錯誤しても、プレーンな「おひさまスコーン」や「メロンパンスコーン」が1位と2位をずっとキープしています。
最近、「バタースコッチ&クランブル」も人気が出てきて、この3種類に共通するのが丸い形なんですね。
薪窯という原始的な調理装置でスコーンを作っているので、形はいい意味で大雑把さを残すようにしてきました。
でもそんなわけで、形の要素も要るんじゃないかと考えて、六角形とか、長方形とかの型を探すようになっています。
しかしながら、帯に短し襷に長し、で意外とピッタリなのが見つからないんですよね。
試作のアイデアがたくさん控えているので、この型探し、急ぎます!