直 野村
セイボリースコーン
パンもそうですが、植物も手間と愛情をかけてやると必ず応えてくれます。
移店祝いにいただいた「アンスリウム」という赤い花?葉?が特徴的な観葉植物があるんですが、それが5年ぶりに赤い色をつけたんです。
店内のテラス席側に置いているのでよかったら見て下さい。
気持ちに余裕がなかった5年間。
アンスリウムも主人と同じ気持ちだったんでしょう。
ずっとしおれていました。
今年の春、見よう見まねで初めて植え替えをして、根っこを洗い、古い根っこを落とし、土の配合を変え、肥料ではない滋養強壮剤を与えて、かれこれ2か月。
感激です。
主人の心を表してくれている気がする今日この頃です。

父の日が近づいていることもあって、甘いのよりも甘くないものの方がいいんじゃないかとセイボリースコーンを考え中です。
セイボリーというのは塩っけのある、おかずのような焼き菓子で、スコーンだけじゃなくてクッキーでもマフィンでもあります。
せっかく広島でこういうお店をやっているので、ローカルな食材を取り入れてこんなのを焼いてみました。
「黒トリュフと3種のナッツとスモークチーズと海人の藻塩」
「宮島はちみつレモンとブルーチーズとクルミ」
「広島ほうれん草とベーコンとモツァレラチーズとフライドオニオン」
パンとは違ってほんのり甘みがある生地で食べると、優しい塩味とあいまって、おいしかったです。
生まれて初めて感じる味でしたけど、気に入ってもらえるんじゃないかなー。
オンラインショップ限定でもうちょっとしたらご案内させていただきますね。