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執筆者の写真直 野村

ファッジ!ファッジ!ファッジ!



広島は3月に入ったというのに雪が降ったり、雨の日が例年に比べて多かったです。


今週は先週までと打って変わって気温が上がり、薪ストーブを焚くのをやめました。


お客様も変化を感じて店内のカウンター席ではなく、外のテラス席を利用する方がほとんどになりました。


寄せ植えした花のボリュームが倍くらいになり、今年もぶどうの新芽が出てきて、春の訪れを実感している今日この頃です。



ファッジがYoutubeデビューしました!


今日はうれしい報告があります。


じわじわ人気が出てきたファッジを、大阪製缶さんがYoutubeやInstagramで紹介してくださいました。


大阪製缶さんは、ファッジの入れ物の缶を作っておられる会社です。


洋菓子業界ではとても有名です。


その社長さん自らが出演してくださっています。


しかも一度の撮影で、世界一甘いスイーツと呼ばれるファッジを3つも召し上がってくださいました。


感謝感激です。


実際の映像はこちらです↓






イギリスにはファッジ専門店があります


以前も少し紹介しましたが、もう一度、ファッジを作ることになったきっかけをお話しします。


スコーンの新作を考えていた時、スコーンは英国菓子の一部で、イギリスには小麦粉を使わないお菓子もいっぱいあることを知りました。


当時は恥ずかしながらスコーンとケーキくらいしかないと思っていました。


他のお菓子は、フランスやイタリアのものだと決めつけていたんですね。


それで例によってLECTに出かけてTSUTAYA書店で英国菓子に関する書籍を片っ端から買い込んで読み漁りました。


その中に、イギリスにはファッジ専門店があちこちにあることを知りました。


「ファッジってなんよ」とさらに調べると、どうやら国民的おやつらしいことがわかり、すぐに作ってみることにしました。





コツ


ファッジは砂糖が再結晶する性質を利用して作るお菓子です。


材料を煮詰めて冷却すると、溶けた砂糖がほろほろサクサクした触感に変化します。


最初の頃は連続してうまくできたせいで、カンで作っていました。


しかしたくさん作るようになって、品質にムラが生じてしまうことから(当たり前じゃ)温度計できちんと測って作るようにしました。


ポイントは温度が125℃になったら鍋を下ろして冷ますことと、泡をつぶしすぎないことです。


これを守れば誰でも作れます。



容器探し


今年に入ってギフトをお求めになられるお客様が増えてきたのを機に、ファッジもそうしようと容器を探しました。


最初は紙製のものを探していましたがいいものが見つかりませんでした。


そこで紙製にこだわらずに探しなおしたところ、缶や透明プラスティックの容器を見つけました。


その中に大阪製缶さんの太陽と月の缶がありました。


うちはOHISAMAなので、太陽がデザインされているのはいいんじゃないかと即決。





じわじわ人気商品に


イギリスのケーキやビスケットはキャラウェイやシナモンなどのスパイスがよく使われています。


紅茶によく合うので、大人の方には人気があります。


けれども匂いに敏感な子供さんには、ちょっと勇気がいるお菓子かもしれません。


そこでファッジです。


バターとミルクの香りは誰にでも親しみやすいと思います。


プレゼントにまとめ買いされるお客様が多いのも、この缶入りファッジの特徴です。





大変なんよ


コツさえつかめたら作るのは簡単で、美味しいし、贈っても喜ばれる良いこと尽くしのファッジですが、唯一の難点が包装です。


菓子屋をやっていてなんですが、手先は不器用です。


つるつるした包み紙でファッジを包装するのが本当に苦手です。





中身を落っことしたり、包み紙を破ったり、もう散々です。


家族の中では完全に邪魔者扱いです。


包みを広げて食べる時、ノムさんのことを思い出してくれたら嬉しいです。


最後まで読んで下さってありがとうございました。




書いている人




ノムさん

広島生まれの広島育ち。

ルンビニ幼稚園、五日市町立南小中学校、広島県立廿日市高等学校卒。

趣味はサッカー番組を見ることと、ガーデニング。


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