直 野村
瀬戸内レモンのスコーン
暑くなってくると、爽やかなレモンのスコーンに人気が集まります。
ゆめタウン廿日市店さんでも同じで、7月に入ってからは「瀬戸内レモン」の注文がぐぐぐーっと急増しています。
このスコーンを作ろうと思ったきっかけは、何か地元のものを使ってスコーンにしたい思いからでした。
県外のかたはあまりご存じないかもしれませんが、広島県は国産レモン栽培100年の歴史があるんです。
産地は主に瀬戸内海の島々です。
太陽の光がまんべんなく当たるよう、山の傾斜を利用して栽培されています。
秋はまだグリーンですが、冬になるとレモンらしいイエローになります。
輸入品ではないので、香りのいい皮まで安心して食べることができるところも、スコーンにしたかった理由の1つです。

こうやって果汁をしぼり、皮はすりおろしてボウルで合わせます。
そこに粉糖を入れてしっかりと混ぜ合わせ、レモン風味のグラスアローを作ります。

地中海産のレモンピールを練り込んだスコーンを焼き上げて粗熱が取れたら、このグラスアローを塗り、渇かないうちにクラッシュピスタチオをトッピングしてくっつけます。
ピスタチオは世界的に有名なレモンケーキ「ウィークエンドシトロン」を意識したのと、地中海の特産品ということもあって使っています。
何もトッピングしないのであれば、のんびりと仕上げて下さいね。
レモンピールはセミドライタイプを使っているので、最初のころは生地の水分調整のコツがつかめず、焼いているうちに溶けたような感じになって、いつもぺちゃんこになりました。
メロンパンにつぐ、試作で失敗作の多いスコーンでしたね。
レモンピールの量を調整したり、冷蔵庫で生地を冷やす時間を長くして、焼くときは冷蔵庫からすぐに窯入れするなどして、ようやくうまく焼けるようになりました。
そのままでももちろん美味しく召し上がれますが、今のおすすめはナイフで真横にカットして、そこにバニラアイスをサンドしてみてはいかがでしょうか。
アイスティーと一緒にぜひどうぞ。
そうそう、紅茶をアイスティーにするときは、少なめのお湯でしっかりエキスを抽出したら、氷をたっぷり入れたグラスに「ガッ」と入れて「ガッ」と一気にかき混ぜると、きれいな色に仕上がります。
たしか紅茶の資格をお持ちのアンガールズの田中さんがおっしゃっておりました。
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