直 野村
スコーンの作り方 焼き芋編
焼き芋と黒胡麻の薪窯スコーンに使うサツマイモは、ちゃんと薪窯で焼いています。
サツマイモを水で軽く洗って湿らせたら、アルミホイルで窯に入れます。
このとき、アルミホイルで覆われていない部分、つまり隙間ができると焦げたり、カチカチに硬くなる原因になるので、しっかり包みます。
僕の場合は、パンを焼くときの天板を下に何枚か重ねてから窯入れしています。
やっぱりねー、下手っぴーなので焦がすんよ。

だいたい1時間半から2時間焼きます。
窯からいい匂いがしてきて(ありえないくらいいい匂いが工房中に溢れます)、触ってみて柔らかくなっていたらオーケー。
フルーツサンド用には、アルミホイルをすぐに外して粗熱をとります。
アルミホイルをしたままだといつまで経っても熱いままです。
アルミホイルの保温力は侮れませんから。
薪窯スコーン用には一旦、冷凍します。
翌日、冷蔵庫で半解凍すると皮がいい感じで身にくっついて、写真のように映えます。
焼き芋ってスコーン生地と色が似ているから、剥がれるとなんのこっちゃってなるんですよね。
それから芋自体に硬さが残ってスコーン生地と混ぜた時に崩れにくくなる効果があるので、おすすめです。

今は焼き芋専門店もあるし、一年中美味しいサツマイモが手に入るようになっているので、よかったら作ってみてくださいね。
オーブンで作る時には上下を何十分に一度、ひっくり返しながら焼くと綺麗に焼けますよ。