そろそろ、「薪が足りなくなるなあ」と思っていたら、高校時代のサッカー部の先輩が丁度いいサイズの薪を持ってきてくれました。

しかも駐車場から窯の前まで持ち運びしやすいように、ひとまとめに縛ってくれていました。
心遣いが身に沁みます。
材木業の先輩は端材の廃棄料を、わたしは薪の購入費を、お互いに節約できてWIN WINです。
最近、英国展に出展される「Rosie's Bakery」のMimiさんと知り合いになりました。
Mimiさんが英国展の広告を校正していたところ、隣の写真にOHISAMAのものがあったり、同じデザインの缶を使用していることに気づいたことがきっかけで、声をかけてくれました。
以来、県外の展示会場への配送方法や当日の流れなど、とても親切にご指導いただいています。
そんな中、英国菓子や料理の名前に関して「あるある」が話題になったので、ちょっとご紹介いたします。
例えば、先週から作り始めた「コテージパイ」です。

パイというと、パイ生地が底に敷かれていたり包んであったりしますが、このコテージパイにはそもそもパイ生地が使われていません。
水分の少ないこってりしたミートソース(風)に、ハッシュドポテトやチーズをトッピングして窯で焼き上げて作ります。
英国でパイ生地で作るパイが広まり始めたころ、パイ生地は高価なものであったため、安価で庶民的なじゃがいもが代用品として使われました。
そのうちじゃがいもを使ったものもパイと呼ばれるようになったそうなんですね。
プライスカードやPOPで説明していますが、パイ生地は使っていないのでどうぞご理解ください。
それから「サマープディング」も、ちょっと誤解されやすいメニュー名です。

プディングと言っても、プリンは使っていません。
中にプリンが入っていると思って買っていかれる方がおられるんじゃないかと、少し心配しています。
入っているのは鍋で砂糖と煮て甘く柔らかくなったフルーツだけです。
プディングという呼び名は、もともとはソーセージのようなものから始まり、蒸して作るクリスマスプディングや焼いて作るパンプディングなど、定義がないのが定義のようなところがあります。
ですので、プディングと聞いたときにイギリスの食べ物か、くらいに思ってもらえると助かります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
書いている人

ノムさん
広島生まれの広島育ち。
ルンビニ幼稚園、五日市町立南小中学校、広島県立廿日市高等学校、京都外国語大学卒。
趣味はサッカー観戦とガーデニング。
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