英国菓子は本当にマニアックだと思います。
広島で英国菓子じゃないと嫌だという人は、限りなくゼロに近いと思います。
実際、去年の後半からそういうお菓子を作り始めてから、お客様の人数はガクッと減りました。
好きでそうしたとはいえ、心の方はやっぱりガクッときました。
それでもペチュニアやラベンダーを買ってきてはせっせと植え、英国菓子のお店だったらもっと花でいっぱいだろうと、気にせずやっています。
そんなわけで英国菓子の種類も増えました。
これはフラップジャックです。
固めたグラノーラのようなお菓子で、オートミールをきび糖やトフィーソース(あるいは、はちみつ)なんかと煮てから焼き固める、ヘルシーな食べ物です。
レシピによってはもっと分厚く作るのもありますが、何度やっても割れて不揃いになってしまうため、この厚みに落ち着きました。
これ、紅茶と本当によく合います。
それからこれはアンザック・ビスケットです。
イギリスとゆかりのあるオーストラリアとニュージーランドが第一次大戦中に同盟を組んだころ、女性が作って兵士に持たせたお菓子です。
軽くて携帯できて栄養価も高く、後にイギリスにも広がっていきました。
3つの国の国旗を並べると、ゆかりの深さがよくわかります。
ココナッツが利いていて味わいはモダンです。
でも前にも書きましたが、2種類とも見た目が本当に地味。
そして地味深い味わい。
おしゃれとか映えとは一切無縁のお菓子です。
でもどうか一度召し上がってみてください。
本当に美味しいです。
そもそも100年以上も前からあるお菓子です。
美味しくなかったら今残っていません。
今日はぐちっぽく、けれど開き直って現状を報告しました。
でも最近、広島の0.00001%くらいの英国菓子好きな人が来てくれるようになってきました。
イギリスのファッジ専門店に行った時の写真を見せてくれた方もおられます。
紅茶はリーフよねという方も来てくれはじめたので、もう少し頑張ろうと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
書いている人
ノムさん
広島生まれの広島育ち。
ルンビニ幼稚園、五日市町立南小中学校、広島県立廿日市高等学校卒。
趣味はサッカー番組を見ることと、ガーデニング。
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