日本橋三越英国展2025 その⑦
- 直 野村
- 8月13日
- 読了時間: 4分
更新日:26 分前

日本橋三越英国展2024と新宿伊勢丹英国展2025を経て、日本橋三越英国展に今年もまたお声をかけてもらいました。
PART1は8月19日(火)スタートで、ノムさんのOHISAMAはその後半23日(土)から25日(月)まで3日間の出展予定です。
出展までの舞台裏を描くことで、みなさんが英国展をもっと楽しんでもらえたらなと思って、このブログを書いていきます。
英国展に来られた時、「あれを書いてたOHISAMAか」と気付いてもらえたら嬉しいです。
今日はあと10日後に迫り、荷造りとイギリス英国菓子取材計画のお話です。
荷造り
先週から荷造りを始めています。
作ったお菓子が潰れないように中に段ボールを十字に組んだり、何百個も積まれた荷物の山からOHISAMAの荷物とすぐ見つけられるように、目印になる赤いテープを貼ったりしています。
実際、商品が到着して保管庫に行ってみないとどうなっているかわかりませんが、できることは全部やっておかないとあとで苦しむのは自分たちですから。
お盆で広島に帰省してきた兄から、新聞の切り抜きをたくさんもらいました。
お互いの趣味であるサッカーのことが少しと、あとは経営に役立つ記事でした。
その中に、日本サッカー協会の技術委員長の反町氏が、こんなエピソードを紹介していました。
2022年のワールドカップ開催前、オランダはPKを練習する為だけに2泊3日の合宿を行い、GKは五人も招集したそうです。
それでもアルゼンチン戦でPKの末、敗れました。
どんなに広島で準備をしていっても、前日の設営日や英国展ではきっと何かトラブルがあります。
荷物が届かなかった、中の商品が壊れていた、思ったほど売れなかった等々。
世の中、努力が報われないことだらけです。
でも続けられる人、チームだけが、次のステージへ進めることも事実。
それはそれで、しんどいけれど。
箱詰めの工夫
あと細かいことですが、出展する3日間ずっと商品があるように1日目、2日目、3日目と商品をほぼ均等に分けて箱詰めしています。
去年はお店を休んで、広島から配送代をかけて荷物をたくさん送ったんだから早く売り切りたい呪いに心も体も支配されていました。
そのせいで2日目の途中から商品がほとんどなくなってクレームになりかけたり、3日目はケーキもお菓子も少ししかなくてお客さんが来てくれなくなりました。
今回はその反省を生かしてのことです。
英国展の営業中は忙しいと、商品を数えながら品出しするのはなかなか難しいんです。
箱に1日目分と書いておけばそれ以外は出さずに済みます。
さてどうなりますか。
貧乏取材旅行
LINE友だちになってくださっている方やSUNDAY MARKETでお買い物をして下さった方にはお伝えしていますが、イギリスへお菓子の取材に行ってきます。
英国展に呼ばれるような一流の英国菓子屋さんの真似はできないから180度逆方向に全力疾走すると宣言したものの、基本の「き」は知っておく必要があると考えてのことです。
10月にウェールズの首都カーディフとイングランドの首都ロンドンへ行く予定です。
かつてイギリスが統治していた香港経由の飛行機のため、香港にあるファッジを売っているキャンディー店も探して行ってこようと、トランジット中に無茶なことも考えています。
イギリス文化が色濃く残る国ですから、他にも英国菓子が見つかるかもしれませんね。
そういう意味ではインドやニュージーランドにもいつか行ってみたいです。
話を元に戻すと、BREW TEAの山家さんから「カーディフは小さい街よ」と聞かされているので、ニューポートやスォンジーにあるウェルシュケーキ店にも行ってみるつもりです。
それから、このたびの英国展にもウェールズから来られるお店の方を紹介してもらう予定なので、あちらで再会できたらなあと楽しみにしています。
カーディフを拠点にウェルシュケーキを勉強したら、ロンドンへ移動してファッジを中心に専門店はもちろん、マーケットや百貨店なども見て回る予定です。
飛行機やホテルは一応ちゃんと予約できていますので、無事に行って帰って来られたらリポートしますね。
日本語で書かれた文章の校正すらまともにできないのにイギリス英国菓子の取材なんてあれですが、まずは目の前の英国展を頑張ります。
書いている人
ノムさん
広島県廿日市市で「英国菓子と紅茶のある暮らしOHISAMA」で英国生まれの古いお菓子を手づくりしたり、英国製の紅茶を楽しんでもらうお店をしています。
◆SUNDAY MARKET(オンラインストア)
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