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イギリスのビスケット

そのひと口から始まる、お菓子との豊かな時間。

イギリス菓子の一番の魅力は、シンプルな外見からは想像のつかない、その風味の複雑さや華やかさだと思います。

お菓子それぞれに歴史あるものも多く、そのストーリーも興味深く、
それが現代までずっと受け継がれ、愛され続けているものばかり。


イートインの際には、厳選して仕入れた熱々の紅茶も各種ご用意しておりますので、伝統ある焼き菓子と一緒に素敵な「ティータイム」をお過ごしください。

アンザック・ビスケット

アンザック・ビスケット

 

 

軽くてサクサクした食感で、優しい甘さのココナッツと、オートミールの香ばしい香りが広がるビスケットです。
1900年代にイギリスとゆかりの深いオーストラリアとニュージーランドで生まれ、イギリスでも親しまれています
アンザック (Anzac) とは、第一次大戦中に設立された Australian and New Zealand Army Corps (ANZAC) のことです。
アンザックの志願兵を勇気づけるために、彼らの家族によって焼かれたビスケットとして有名になりました。

グーズナーケーキ

グーズナーケーキ

 

 

イングランド北部にあるブレストン市に古くから伝わるショートブレッドです。
イギリスで聖霊降臨祭(Whitsum)という日に食べられてきました。
キャラウェイシードとコリアンダーパウダーが入った風味豊かな焼き菓子です。
生地は素朴ながらキャラウェイシード独特のスーっとした清涼感が口に広がると同時に、プチプチとした食感も楽しめます

ウェルシュケーキ

ウェルシュケーキ

 

 

19世紀の終わり頃から食べられてきたウェールズの伝統的な焼き菓子です。

カレンズ(山ぶどう)とミックススパイスがたっぷり入った、チャイのように優しい不思議な味わいです。
スコーンとビスケットの間のようなホロホロとした食感です。バターやジャムを塗っても美味しく、ミルクティーによく合います。

サーカスのプレミアム缶入り ファッジ・チョコレート

サーカスのプレミアム缶入り ファッジ・チョコレート

 

 

ファッジらしいホロリとした食感と滑らかな口溶けに加えて、チョコレートの濃厚な味わいが特徴です。
イギリスでは日常生活に欠かせないお菓子で、ティータイムにもよく登場します。
缶には「サーカス」がデザインされたものを選んでいます。
ハリポッターにも出てくるほどイギリスでポピュラーなお菓子なので、ホグワーツ魔法魔術学校の食堂や寮に置いておいても違和感のない、外国っぽい雰囲気の缶を選びました

フラップジャック

フラップジャック

 

 

フラップジャックは、17世紀初期には存在していたとされており、イギリスで手軽なスナックとして食べられる、シリアルバーのようなお菓子。
オートミールを、バターと宮島はちみつ、そしてきび糖と合わせて鍋で軽く煮て、型に入れて焼き上げました。
甘くて、薄いわりに食べ応えがありますが、栄養価が高くてヘルシーなんですよ。

ダイジェスティヴビスケット

ダイジェスティヴビスケット

 

 

スコットランド北部の海沿いの町、フォレス発祥のビスケットです。
全粒粉の適度な噛み応えと控え目な甘さ、ほんのり感じる塩分も手伝って、ついもう一枚と手が伸びてしまう焼き菓子です。
「消化を助ける」という意味を持つ「ダイジェスティブ」を使うのは、初めて作られた頃に「制酸薬(胃薬)」に使われてた重曹を使っていたためと言われています。

ショートブレッドペチコートテール

ショートブレッドペチコートテール

 

 

スコットランドで古くから親しまれてきたショートブレッドで、ホロホロとした食感が特徴の焼き菓子です。

ペチコートテールのデザインは伝統的なもので、下着の「ペチコート」に似ているため、このユニークな名前になったそうです。

シュルーズベリービスケット

シュルーズベリービスケット

 

 

1500年代、イングランド中西部のシュルズベリー発祥のビスケットです。
このビスケットは、とても歴史の古いイギリスのお菓子の一つで、一番古い記録は1561年のもので、重要人物がこの町を訪れたときにこのビスケットでもてなしたとあるそうです。
レモンの皮をすりおろして入れるため、さわやかな風味が持ち味なのと、やや固焼きで、クリスピーな食感が特徴です。

ジンジャーブレッドマン

ジンジャーブレッドマン

 

 

イギリスで最も古い歴史のあるビスケットの1つが、生姜入りのジンジャーブレッドマンです。
15世紀頃から作られ始めて、17世紀のエリザベス1世の時代に今の人の形になったそうです。
可愛い顔をしていて、「えっ」と言うくらいスパイスが効いていて美味しいです。
カリッとした食感が楽しい薄目の生地は、何枚でもほおばりたくなります。

太陽と月の缶 ファッジ・ミルクバター

太陽と月の缶 ファッジ・ミルクバター

 

 

イギリスで大人気のファッジです。
見た目はキャンディーっぽいのですが、違うのは口に入れるとホロっと崩れるような食感で口溶けがいいところです。
材料は、グラニュー糖、練乳、牛乳、バターの4つだけ。
だから、濃厚でミルキーな味わいになります。
「世界一甘いお菓子」といわれるほど濃厚な甘さのファッジですが、不思議とひとつ、もうひとつ・・と手が伸びてしまうのは、口の中ですっと消えてしまうこの口どけの良さが理由にあると思います。

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