そのひと口から始まる、お菓子との豊かな時間。
イギリス菓子の一番の魅力は、シンプルな外見からは想像のつかない、その風味の複雑さや華やかさだと思います。
英国ケーキは、いちごのショートケーキやモンブランなど、日本の定番ケーキに比べて、繊細なデコレーションのものは少ないですが、どれも紅茶のお供にぴったりです。
当店の英国ケーキはしっとり目に作っており、スポンジは本場と比べてパサパサしていないため、紅茶を水分補給として使わずに味わって美味しく召し上がれます。
イートインの際には、厳選して仕入れた熱々の紅茶も各種ご用意しておりますので、伝統ある英国ケーキと一緒に素敵な「ティータイム」をお過ごしください。
いちごのアップサイドダウンケーキ
昔からプディングの底にフルーツを仕込んで、蒸したり焼いたりしていたイギリスでも定番のケーキです。。
果物を下に入れて焼き上げることでキャラメルとともに加熱されて、食感も柔らかくなり、しっとりと甘くなります。
しっとりとして、甘みが濃くなった旬のいちごをご堪能ください。
レモンドリズルケーキ
小雨を降らせるように「しとしと」シロップを染み込ませる様が、「Drizzle(ドリズル)=細雨が降る」という名の由来だそうです。
イギリスのティータイムに欠かせないクラッシックなケーキ。
甘酸っぱい味わいなので、これから暑くなる時期にはさらにオススメです。
たっぷりの瀬戸内レモンシロップを染み込ませて、上には瀬戸内レモン果汁で作ったアイシングをかけました。
キャロットケーキ
イギリスの人たちが愛してやまない「キャロットケーキ」です。
人参の優しい甘みに、サルタナレーズンの強い甘みがアクセントになっています。
ローストしたクルミの香ばしさや、お店で調合したオリジナルミックススパイスが予想以上に合間って美味しくできました。
仕上げに、マスカルポーネチーズで作るクリームを乗せて風味を爽やかにしています。
フランボワーズジャムの「ベイクウェルタルト」
イングランド北部、自然の美しいベイクウェルで1820年代に誕生したとされるお菓子です。
本場と同様に、自家製ジャムをタルト生地の内側に敷きつめて、丁寧に焼き上げています。
フランジパータ生地に瀬戸内レモンピールで爽やかさを香り付けしました。
コーヒー&ウォルナッツケーキ
イギリスのカフェで定番中の定番「コーヒー&ウォルナッツケーキ」です。
コーヒー生地にクルミを混ぜて焼き、コーヒークリームを真ん中と上に塗って仕上げています。
くるみの食感が程よいアクセントになり、食べ応えも充分。
しっかり甘いのですが、コーヒーとクルミの苦みが効いているため、大きな一切れも最後まで美味しくいただけます。
ヴィクトリアサンドイッチケーキ
アフタヌーンティーの始まりとも言われる、イギリスの伝統的なケーキの1つです。
名前にサンドイッチとあるように、ジャムやバターを挟んでいるのが特徴です。
今回は、廿日市産の苺で作るジャムとシュガーバターを挟んで仕上げています。