日本橋三越英国展2025その①
- 直 野村
- 6月22日
- 読了時間: 4分
更新日:6月28日

日本橋三越英国展2024と新宿伊勢丹英国展2025を経て、日本橋三越英国展に今年もまたお声をかけてもらいました。
PART1は8月19日(火)スタートで、ノムさんのOHISAMAはその後半23日(土)から25日(月)まで3日間の出展予定です。
出展までの舞台裏を描くことで、みなさんが英国展をもっと楽しんでもらえたらなと思って、このブログを書いていきます。
どうぞ、お楽しみに。
電話が鳴る
英国展の出展依頼は、三越伊勢丹さんからいつ連絡があるかご存知ですか。
OHISAMAには4月10日に、連絡がありました。
ついひと月前に死ぬ思いで新宿伊勢丹英国展をやり切ったばかりで、家族の中ではもう英国展はしんどすぎて行きたくない空気が蔓延しているのですが、バイヤーの明るい声と全力で支援させてもらうという力強い言葉にほだされて、気が付くと「行きます」と言っちゃってました。
その後で家族を説得するのが大変でした。
ノムさんとしてはバイヤーの熱意もあるんですが、一流のお店になるには一流の人たちとお付き合いすることが近道なので、どうしても出展したかったんですね。
それにしても4か月以上も前って、ずいぶんと早く連絡があると思いませんか。
スペシャルサイト広告掲載商品の提案
さて出展依頼から1か月半後、スペシャルサイト広告掲載商品の提案依頼書が届きます。
5月22日のことです。
英国展ではお客様が来展前に、どんなお店が出展して、どんな企画があって、おすすめ商品は何かを知ることができるように特設サイトが用意されます。
お客様の中には期間中ずっと通い続けるかたもおられますし、地方から旅行で来るかたもおられます。
そういった人たちへ英国展が始まる前から情報提供することによって、効率よくお買い回りができるようになります。
ノムさん達のような出展者は、三越伊勢丹さんが決めた10個くらいの企画を眺めながら、それに合う商品を選定して商品名、商品説明、価格、数量(期間〇個とか、各日〇個とか)を書いて提出します。
期限はいつもだいたい1週間です。
特設サイトに掲載してもらえるのは有り難いことですが、採用してもらえた数に比例して写真撮影や文章の校正や膨大なデスクワークが発生するため、よく考えて提案しなくてはなりません。
3月の新宿伊勢丹英国展の時は提案を張り切り過ぎて、ずっと同じ姿勢でPC作業をしていたせいでストレートネックになり、整体に2か月も通う羽目にあいましたし、首のサポーターも購入することになって(2月は付けたままタートルネックを着て隠して接客していました)、もうほんと大変でした。
OHISAMAの特徴は、広島にあること、薪窯があること、パンを焼けることです。
その特徴を生かせる企画に絞って提案したのが、提出期限ぎりぎりの5月29日。
そしてその約1週間後に結果が通知されます。
ノムさんのところへは6月7日に、採用の可否と同時に全体撮影用の商品提出スケジュールと、画像データ提出スケジュールが送られてきました。
週末から英国展で知り合ったかた達のお店へ視察のため上京する予定だったため、その日から試作して商品を東京へ送ったり、撮影をしては画像をメールしました。
新しいもの好きのノムさんは、いくらOHISAMAの特徴を出せると言っても、「これ絶対美味しいやつじゃん」と興奮して中には作ったこともないものまで提案してしまっているので、「まじか!」と慌てることも。
けれど美味しいから企画に上がるわけで、試作してみたら「ぶちうまいじゃん」となるのは当然で、いつも自画自賛しながら東京へ送っています。
ケーキなどは自分で撮影して画像データを送ればいいため、時間的にも精神的にもわりと余裕があります。
次回
次回は出展申し込み書と、催事連動オンラインエントリーのお話を書きます。
書いている人
ノムさん
広島県廿日市市で「英国菓子と紅茶のある暮らしOHISAMA」で英国生まれの古いお菓子を手づくりしたり、英国製の紅茶を楽しんでもらうお店をしています。



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