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日本橋三越英国展2025 その④

  • 執筆者の写真: 直 野村
    直 野村
  • 7月18日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月19日


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日本橋三越英国展2024と新宿伊勢丹英国展2025を経て、日本橋三越英国展に今年もまたお声をかけてもらいました。


PART1は8月19日(火)スタートで、ノムさんのOHISAMAはその後半23日(土)から25日(月)まで3日間の出展予定です。


出展までの舞台裏を描くことで、みなさんが英国展をもっと楽しんでもらえたらなと思って、このブログを書いていきます。


よかったら最後まで読んでみてくださいね。


今日も英国展仲間を訪ねる旅のつづきです。



◆いざBREW TEAへ


OHISAMAを、そしてノムさんの人生を、一変させてくれた方にお会いしてきました。


その方こそ、BREW TEAの紅茶をお取引していただいているギフトセッターの山家さんです。


お取引を始めることになったきっかけは、英国菓子屋だから紅茶にもこだわりたいと、複数のイギリスの紅茶屋さんに相談のメールをしたら一番早く返事をいただいたからです。


しかもお電話で。


「なんて仕事が早くて誠実なんだ」と感動して即決しました。


それから以前、英国菓子や紅茶の勉強のために上京した時に勉強になりそうなお店はありませんかと相談したら、ぶわーっとショップリストが送られてきたこともありました。


三越伊勢丹さんにOHISAMAを紹介してくれて、英国展への道が開けたのも山家さんあってのことでしたし、出展したらしたらでいろんな職人さんを紹介してもらいました。


OHISAMAの半分は山家さんでできていて、ノムさんの体の中にはBREW TEAが流れているわけであります。



◆お人柄


そんなによくしてもらっているのに実は、今回きちんとお会いしてお話しするまで山家さんのことを知りませんでした。


いろいろ聞かせてもらううちに、ノムさんはこんなに偉い人と気さくにしゃべっていたのねと、腰が引けました。


イギリスの紅茶メーカーやバッグメーカーとお取引されているくらいだから、語学ができたり、行動力があったりとは薄々感じてはいましたが、その人脈で英国展にイギリスのお店を招へいする仕事に携わっておられたとはまさかまさかでありました。


そんな方に、今度東京へ行くので紅茶を持って帰ろうと思います、と頼んで待ち合わせの場所まで持って来させてしまうなんて、、、恥ずかしさで死ぬかと思いました。



◆ウェルシュケーキ


イギリスのこと、英国展のこと、ウェルシュケーキのこと、たくさん教えてもらいました。


最近、ウェルシュケーキをいっぱい作っているのは、このときにウェルシュ魂を注入されたからです。


そもそも広島の片田舎にあるOHISAMAを見つけてくれたのは、山家さんがウェルシュケーキを検索していてたまたまヒットしたからです。


「モーニングトン・クレセント」のレシピ本で見つけて、簡単そうじゃと作ってみたらスパイスがいかにも外国っぽくて気に入ってしまい、細々と売り始めたんですね。


でも焦がしやすくて両面を綺麗に焼くのは難しく、さらに広島にはウェルシュケーキを知っているお客様は皆無で全然売れないから、いつも「来週こそやめよう」と考えていました。


それが山家さんに見つけてもらって、英国展でウェールズから来たおじちゃんが焼く本物のウェルシュケーキを食べ、そしてその日にウェルシュケーキの未来について語られたら、そりゃ火が付きますよ。


広島に帰って来てすぐ、ウェルシュケーキの種類を増やし、ギフトも作って、ダメもとで三越伊勢丹さんに日本橋三越本店英国展オンラインストアにも提案しました。


売れ行きは相変わらず細々としたままですが、ウェルシュケーキだけを買ってくれるお客様が少なからずいて驚いています。


そしてもっと驚いたのは、三越伊勢丹さんがウェルシュケーキをまさかの採用(*´▽`*)


頑張ってもっとうまく焼けるようになりたいので、よかったら英国展期間中オープンするオンラインストアで探してみて下さい。



◆いざウェールズへ


ウェルシュケーキにはまだ続きの話があります。


英国展が終わって落ち着く10月に、ノムさん父子でイギリスへ行く計画を立てています。


当初はロンドンだけで過ごす予定でしたが、イギリスへ行く話をしたら山家さんから「せっかくだからウェールズのカーディフにある英国展にも来てもらったウェルシュケーキ屋に立ち寄ったら」とお店の情報を教えてくれました。


ロンドンから列車で2時間半くらいで行けそうなので、旅に組み込むことにしました。


しかしどこまで良い人なんだろう。


西荻窪にある紅茶専門店イトチの伊藤さんも、ROSEY CAKERYの森さん姉妹も、THE SALOONの藤島さんも口をそろえて、山家さんと一緒にいるといい人に出会えるおっしゃいます。


ノムさんも心底そう思います。


BREW TEA


次回はThree Tiersさんのお話です。


お楽しみに。




書いている人


ノムさん


広島県廿日市市で「英国菓子と紅茶のある暮らしOHISAMA」で英国生まれの古いお菓子を手づくりしたり、英国製の紅茶を楽しんでもらうお店をしています。


毎週日曜日だけオープンのオンラインストアはこちら↓

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