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新宿伊勢丹英国展2026 #8 英国展は学び舎

  • 執筆者の写真: 直 野村
    直 野村
  • 3月21日
  • 読了時間: 6分

更新日:3月22日




来年3月に開催される「新宿伊勢丹英国展2026」に招待いただきました。


ウェールズへ行って帰って来てから初めての英国展です。


そんなわけでウェルシュケーキには、特に力を入れて臨みます。


現地では職人さんたちにとても親切にしてもらいましたから、恩返しする気持ちでいっぱいなんです。


それに教えてもらったウェルシュケーキは、ウェールズでは売ってはいけないことになっているので、日本の英国展で頑張らずにどこで頑張るんだという話です。


ちなみに売ってはいけない理由はこちら↓


それでは、英国展ブログ第四弾のはじまり、はじまり。



マムギーのケイトさん


去年の10月にウェールズにあるウェルシュケーキ屋マムギーから、ケイトさんが来日されて実演販売されていました。


向こうでは強烈な個性のおばちゃんにずっと捕まって、生きた英会話教室を体験できた代わりにケイトさんとは話す機会がなかったんですけど、覚えていてくれていて嬉しかったです。


プレゼントしてもらったウェルシュケーキは、たった半年前なのにやっぱり懐かしかったですね。


ところで3日目だったかマムギーオーナーのサムさんから、「ウェールズまで、ケイトにOHISAMAのウェルシュケーキを持って帰らせてあげて」と連絡がありました。


「うちのんをえーの?」と思いましたけど、僭越ながらお渡ししました。


本場のウェルシュケーキは2世紀も歴史がありますからそりゃびびります。


サムさんのどんな人からも学ぼうという姿勢に、ただただ尊敬。


ところでOHISAMAのウェルシュケーキはおかげさまで全部、売り切れました。


マムギーさんにこれで少しは恩返しできたでしょうか。



英国展は学び舎


設営の日は前半出展者の最終日で、レイジーデイジーベーカリーの中山さんが来られていることを知っていたので、人生で初めて買った中山さんが書いた英国菓子本を持ってブースを訪ねました。


教科書として何度もペン入れしながら読んできた本はボロボロで、そのことをとても喜んでくれてサインを快くしてくれました。


せっかくなので中山さんのヨーグルトスコーンのレシピになぜ塩が入っているのかを質問したり、英国のティールームの歩き方について小さな講義をしてもらいました。


6月にイングランドのコーンウォールとスコットランドのエジンバラへ弾丸訪英する予定なので、良い情報をいただきました。


それから面白かったのは3日目と4日目にお隣同士としてご一緒させてもらった、奈良のカフェオリオンの中尾さん。


ぬいぐるみ好きが高じて、スコーンのぬいぐるみを作って来られていました。


「お客さんが痛バッグに入れてくださっています」


ノムさんにはさっぱりわかんない世界で、1700円もするのにえっと言うくらい売れていて、まとめ買いされているお客様もいらっしゃいました。


ぬいぐるみの話のついでに、SNSのことまで教えてもらいました。


英国展のような短期的な催事では、Xがいいんだそうです。


そういえば三越伊勢丹さんもXで英国展を発信しておられました。


恥ずかしながらSNSは息子に任せているので、Xなんて触ったことがほとんどありません。


「誰かがOHISAMAについて書いてくれたものをリポストするだけでいいので簡単ですよ」


リポストは自分で投稿内容を考えなくていいそうなので、これならノムさんでもできそうです。


中尾さん、ありがとう。



お客さんとして英国展を歩く


午後のぽっかり空いた時間に、会場をぐるっと回りました。


紅茶を出している英国菓子屋さんも、スコーンを出している紅茶屋さんも、行列がどこもすごかったです。


あちこち並んで時間を取られるよりも、ワンストップで両方買える方が良いからなんでしょうね。


機会があればレモネードを作って出してみたいと思いました。



それから実演販売。


会場で焼くスコーンはやっぱり香りが違うし、見た目も美味しそうで、思わず買いたくなります。


ブリティッシュプディングさんやビスケットバレルさん、それにスリーティアーズさんなどが生地から作って、型抜きをして焼かれています。


売り場を見ながらタイムリーに品出しができるし、美味しい状態で提供できるのでいいなあとは思いますが、その準備は過酷です。


みなさん全員、7時前から準備に入られていますし、どこよりも遅く退店されています。


「実演販売やりましょうよ!」と、スリーティアーズの新宅さんや三越伊勢丹さんのバイヤーが声をかけてくれますが、疲れてホテルのドアを開けっぱなしで寝てしまうくらい過酷な英国展です。


冷静な判断が必要ではありますが、性格的に新しいもの好きなので興味津々です。



あとはそうですね、OHISAMAは商品が多すぎる気がしました。


お客様が選ぶ楽しさがあるのは良いとしても、種類が少ない方が「お店のおすすめはこれ」とした方がお客様は買いやすいんじゃないかと感じました。


ぐるっと一周回ってOHISAMAのブースに戻ってきたとき、何を買ったらいいかわからないんです。


自分の店なのに。


このことは他の出展者さん達やお取引先様にも、時同じくしてアドバイスされたので改善したいと思います。


それにしてもご自身のお店のことじゃないのに有難い話です。


いや勉強になります。



励みになるお客様の言葉


OHISAMAは東京にお店がありませんので、基本的には顔見知りのお客様はいません。


その代わり、オンラインストアをしているのでお顔はしらないけれど、その人のことはとてもよく知っているお客様は多いです。


今回も妻が書いた手紙を持参してくれたり、ノムさんが書くメールのメッセージが嬉しい、とわざわざ伝えに来てくれた方がいらっしゃいました。


実店舗にご来店のお客様とは住んでいるところも好みも知らない場合が多いのですけど、オンラインストアのお客様についてはお住いのことや、そこから共通の話題が見つかって話に花が咲くことが少なくありません。


知らないけど知っている。


なんかいいですよね。



もちろん英国展に繰り返し来てくださっている方は、お顔を覚えます。


この前のケーキはないの?と聞かれると申し訳なく思いつつ、楽しみにしてくれていたことがちょっと嬉しかったりします。



すごく並ばされたけど買物がすごく早く済んでよかったと言ってもらえたこともありました。


広島でスピード会計の仕組みを考えたり、シミュレーションをずいぶん重ねましたから、それも嬉しかったです。


スピード重視といっても、基本は間違いのないお会計、間違いのない商品のお引渡し、丁寧な接客です。


きちんと出来たのかどうかは、営業再開日にわかります。


最終回は、最終日と広島に帰ってきてからのお話です。




書いている人


ノムさん


広島県廿日市市で「英国菓子と紅茶のある暮らしOHISAMA」で英国生まれの古いお菓子を手づくりしたり、英国製の紅茶を楽しんでもらうお店をしています。


◆SUNDAY MARKET(オンラインストア)

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